AED研修で人命救助

~ AEDで救える命 ~

突然の心停止を起こして倒れた人を、その場にいる人たちが

その場でAEDを使って、倒れた人の命を救うことができる医療機器です。




先日、会社からの研修で、

消防署へ「AED講習会」に参加してきました。

テレビドラマなんかで❝心臓マッサージ(胸骨圧迫)❞

をするシーンをよく目にしていたのですが、

実際に体験するのは初めてでワクワク^^

講師のお話を聞き、次にビデオを観て、実技講習へ!

マネキンを使ってレクチャーして頂きました。

蘇生の可能性

心肺停止の場合、蘇生の可能性は停止時から

1分ごとに7~10%ずつ減るといわれ、

たった5分経過しただけでも50%まで

低下してしまうそうです。

119番通報をしてから救急車が到着するまでの

平均時間は8.6分なので、心肺蘇生をなるべく早く、

しかも継続して行うことが重要との事。

一人一人順番に応急処置の体験を行ったのですが、

人がやっているのを見ていると、

次はこーしてあーしてと頭の中で

シュミレーションが出来るのですが、

いざ自分の番になり頭では冷静にやろうと

してるのだけど・・ちょっぴり焦りました。

隣で講師が「早く、早く!」と急かすし(汗)

「胸骨圧迫(心臓マッサージ)」のやり方

胸と胸の間にある胸骨部分に手を置き、

少なくとも胸が5cm沈むぐらいの力で

圧迫するのですが、なかなか思ったように沈まなくて。。

マネキンに、きちんと圧迫が出来てるかを

測定する器械が取り付けられ、圧力がどのぐらいの

圧力がかかっているかランプで教えてくれるので

あともう少し力入れて!とか、圧迫し過ぎ!

置く位置が違うから肋骨が折れる!

などの指示を受けながら30回圧迫して人工呼吸。

人工呼吸なんかやったことないから吸うの?吐くの?

ってとこからでした(笑)

もちろん、呼気を吹き込んであげるんですがね。

これも一定量が入ってるかを器械が測定しているので、

どのぐらいの量と勢いが必要かを体験できました。

うまく鼻をつまめていなかったり、

気道をうまく確保できてなかったりすると

うまく呼気を送ることが出来ませんでした。



AEDの使い方

次にAEDへ!

AEDは電源を入れると手順を教えてくれるので、

音声ガイドに従って進めます。

パッドを体に貼るとAEDが電気ショックが

必要かどうかを判断してくれるので、

必要ならスイッチを押す。

電気ショックが終わった後も救急隊が到着するまで

胸骨圧迫を行わなければいけないそうです。

胸骨圧迫は1分間あたり100~120回のテンポで

30回続けて行わなければならないので、

何人かで交代でしなければ一人ではとても大変です。

さっき30回行っただけでかなり疲れました。。

以前、テレビで一人の男性がマラソンの途中で倒れ、

たまたま参加していた医師、救急隊員達によって取り留めた

協力しあい心臓マッサージを行い

一命を取り留めたという再現ビデオを見た際、

「命をつなぐ」という言葉を聞きました。

その時は、なかなか救急車が到着しなかったので

みんなで力を合わせて一つの命を救えたんだなと

感動はしたのですが、今回の体験を通して、

心臓マッサージを継続させて行う事が、どれだけ大変で、

体力を消耗するかを知った今は「命をつなぐ」という言葉

の意味を改めて受け取り感動を覚えたりしました。

 

ということで、

救命処置の一連の流れを体験したのですが、

目の前に倒れた人を見かけたら果たして

冷静にこの流れができるのだろうか?

と考えてしまいます。

でも・・・AEDで一つの命が救え、

その人の家族の事を思うとこの命を助けなければ!

という思いで勇気を振り絞っているようにも思います^^

出来ればそういう場面に遭遇したくないですが(ホンネ・・)。

修了証発行

 

研修を経て、『修了証』をいただきました!




 

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わらびちゃん

いつまでも若々しく健康でありたい。日々の生活にほんの少し刺激をプラスして新しい自分を発見しています。

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